11/3 No gamble, No life(日本語)

 

さて、突然ですがやってしまいました。

また行ってしまったのです、、

そうです、カジノです、、、

 

以前英語で書いたように、初回に+50AUD(1AUDは80円ちょい) のちょい勝ちを収めたあと、実はその2日後にもまた同じ台湾人の友達と行って+90AUD勝っていまして、少しずつ調子に乗っていました。

↓初回

10/29 Life is a gamble - ぷいぶろぐ

 

そして今日、いつも通りSIC BO(ダイスゲーム)のテーブルで2時間弱戦った結果が、

まさかの

+320AUD!!(約26,000円)

やっちゃったよこれは、ハマっちゃうよ。

時給13,000円だよ。遊んでるだけで。

 

けどね、ただ闇雲にやってたまたま勝ってるわけじゃないんですよ。

しっかり使って論理的に考えて計算して、その上でたまたま勝ってるんですよ。

 

ということで今回は、一応(教育人間科学部の)数学科の端くれである僕が使っている考え方、勝ち方についてお話ししたいと思います。

(やっているうちにいろいろ考えだしてしまったので説明というより分析になってしまった)

日本にはカジノがないからどーでもいい、という方にはごめんなさい。

でも日本にカジノが来るのもそう遠くないと僕は思い(願い)ます。

 

そもそものルール

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SIC BOでプレイヤーはがすることは単純で、

「三つのサイコロの出目を予想する」です。

ただルーレットのように賭け方が何パターンかあり、

①出目の大(11〜17)or小(4〜10)(ただしゾロ目は全て負け)→×1倍配当

②数字一種類→1つで×1、2つで×3、そして3つの時はこの画像では×12と書いてあるけどカジノによって若干違うし出たのを見たことがないのでわからん、今回は×12として計算する。

③二種類の数字の組み合わせ→×6

④出目の和(数字により異なる)

  1. 4,17→×62
  2. 5,16→×31
  3. 6,15→×18
  4. 7,14→×12
  5. 8,13→×8
  6. 9,12→×7
  7. 10,11→×6

⑤一種類の数字ペア(⚀と⚀,⚃と⚃など)→×11

⑥一種類のゾロ目(⚀⚀⚀や⚃⚃⚃など)→×180

⑦ゾロ目どれでも→×31

 

という感じ。ちなみにどの選択肢も期待値は1倍以下。そりゃそうだ、向こうも商売ですからね。

でもこのゲームの良さは何より

少額(最小$5,大小のみ$25から)で始められること。

他のゲームはレートが高く、例えばブラックジャックは低くても$30、高い卓は$100からじゃないとかけられないところも。仮に$30だとしても、2連敗したらもう普通の留学生には大打撃。続ける気すらなくなります。

 

さて、それでは本題。

基本は直感保険

競馬でいう大穴と本命の考え方にも似ているような気がする(競馬やったことないけど)けど、この二つが組み立てのベースです。直感とは「次この辺来そうだな、そんな気がする」ってやつで、その直感が外れた時のためにそっち側にもちょっとかけておくのが保険です。

 

もう少し詳しく説明しましょう。

直感とは言ってみたものの、実際僕があてにしているのは履歴です。

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イメージ画像

SICBO BONUS JACKPOT|セガサミークリエイション株式会社-【SEGA SAMMY CREATION INC.】より

若干の違いはありますが、これをみて予想するのが直感。

例えば画像の例なら、上の方が新しいので、そろそろ6〜8あたりが出そうな気がする。

じゃあその3つに$5ずつ賭けるとしよう。

 

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もしどれか当たればそれぞれ$90(5×18),$60(5×12),$40(5×8)の配当が来るので、あと$20くらいは他に使えそう。

 

じゃあ、6.7.8にならないのってどんな時??

ということで、5-6、4-6、4-5の3パターン(でかい数字が出た時のため)に$5ずつ、さらに1(逆に小さすぎるときのため)に$5ドルかけておく。これらが保険である。

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ではこの場合、回収率、期待値はどうなるか??

自信のある方は計算してみてください。

 

 

 

 

和が6である場合の数→10

〃 7                         →15

〃 8                         →21

5-6を含む場合の数→30

4-6         〃             →30

4-5         〃             →30

1が一つである場合の数→75

1が二つ   〃   →15

1が三つ   〃   →1

 

これらと起こり得る全ての場合の数 6^3=216、そして上記の倍率を踏まえてサイコロの目の出方がどれも同様に確からしいという前提で計算すると、回収率は93.3%、すなわち上記の7か所に計$35賭けた時に戻ってくる期待値は$32.69ということになる。ちなみに大小どちらかにかけた時の回収率は97.2%である。

 

ここで疑問に思う人もいるかもしれない。

『「少額から始められる」とか言っといて、結局35ドルかけてるじゃん!一気に負けたらどうするの???結局大小にかけたほうがいいんじゃない??』

 

ポイントは「散らばり」??

では、回収率以外の視点から見てみよう。

先ほどのかけ方を①、ひたすら「大」にかける賭け方を②とする。

Excelを使ってサイコロ3つの出目約1000パターンをランダム(厳密にはランダムではないしもはや母数の少なさに関しては完全にさぼりだが)に作り、①と②でどう変わるか、ひとまず平均と分散(散らばり具合)を調べてみる。

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 単位は$。やっぱり➀のほうが平均が低い。が、分散も小さい。つまり、②は0か70かしかなく間がないということ。

 

今回は画像の履歴に合わせてみたけれど、実際はもうちょい控え目な選択肢をとることが多いので、678のところを789に変えた⓪を追加してみる。

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やらかした、Excelの機能でどんどんサイコロの数字が変わってしまうので結果が変わってしまった。けど眠くて直すの面倒なので許してください。

やっぱり⓪は平均を下げずに分散をおさえていることが分かる。

 

いやでも待てよ、分散が低いって僕が言いたいことと違うような、、

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僕が言いたいのは、賭ける場所がピンポイントだと、どうしても0が続いてしまうということ。元の金が多くはない僕にとってこれほど先の見えない地獄はない。これは僕がブラックジャックをやりたくない理由のひとつでもある(ブラックジャックの勝率は50%以上と言われているけど)。

ただ分散の値は、0をとったときだけじゃなく大きめの勝ちをした時も大きくなってしまう。

よし、もうちょっと考えてみよう。

また後日、出来れば次のカジノまでに。

 

何やってるの?

 

って話だけど、すっきりしないとほかのことに集中しない。こんな変なことに夢中になれてしまう自分がちょっと好きだったりする。もちろん英語勉強にも支障が出ない程度にしようとは思う。

 

寝る。